ファイル名変更ステートメント

指定されたファイル名を変更します。 （V4.5追加）

形式

パラメータ

<変更元ファイル名>

変更元のファイル名を文字列式で指定します。実行中のDPLがあるフォルダからの相対パスまたは絶対パスで指定します。

<変更先ファイル名>

変更先のファイル名を文字列式で指定します。実行中のDPLがあるフォルダからの相対パスまたは絶対パスで指定します。フォルダ名だけの指定で，ファイル名を含まない場合は，変更元ファイルと同じファイル名が補われます。<変更元ファイル名> にワイルドカードが指定されている場合，<変更先> はフォルダ名だけの指定でなければなりません。

ファイル操作エラー

構文エラーなどではなくファイル操作が始まってからエラーがあったとき，その場でステートメントの実行を中止するか，そのファイルは無視して次のファイルがあればファイル操作を継続するかを指定します。ワイルドカードで複数のファイルを指定したときに，途中で実行を中止せずにすべてのファイルに対して処理することができます。

継続	途中でエラーがあった場合でもステートメントの実行は継続され，正常終了します（$$CMDSTATE=0）。
中止	途中でエラーがあった場合はエラー終了します。（既定値）

結果

解説

• 変更元のファイルがすでにオープンされているときや変更先のファイルが存在するときは変更できません。特に，表引き対象表としてオープンされていても変更できないので注意してください。

関連項目

DPLの構文

$$CMDSTATE一覧