#FINDFIRST(<ファイル名>)

ファイルの検索を開始します。

構文

#FINDFIRST(<ファイル名>)

引数

<ファイル名>

探したいファイル名を文字列型で与えます。ワイルドカードが使用できます。

例

$found := #FINDFIRST('foo*.dpt');

IF $found THEN

REPEAT

$file := #FULLPATH($found);

$attr := #FATTR($found);

...

UNTIL #FINDNEXT($found);

#FINDCLOSE($found);

ENDIF

解説

• <ファイル名> で示されるファイルを探し，その管理情報をポインタ型で返します。この戻り値は，#FINDNEXT，#FINDCLOSE の引数となります。また，以下のファイル操作関数の引数のファイル名の代わりに使用することもできますが，他の目的に使用することはできません。検索に失敗したときはナルを返します。

  #絶対パス／#FULLPATH

  #相対パス／#RELPATH

  #存在するか／#EXIST

  #準備ができているか／#READY

  #オープンされているか／#OPENED

  #ファイルサイズ／#FSIZE

  #ファイル日付／#FDATE

  #ファイル時刻／#FTIME

  #ファイル属性／#FATTR

  #FOPEN

戻り値

• ファイル検索管理情報をポインタ型で返します。検索に失敗するとナルを返します。この値は，変数に代入して #FINDNEXT などの関数の引数にそのまま使用します。
• 不要になったファイル検索管理情報は，#FINDCLOSE によって後始末しなければなりません。

関連項目

#FINDNEXT

#FINDCLOSE