#ファイル名分解(<ファイル名>[, <構成要素>])

ファイル名を分解し，指定した構成要素を取り出します。

構文

#ファイル名分解(<ファイル名>[, <構成要素>])

#FNPARSE(<ファイル名>[, <構成要素>])

引数

<ファイル名>

ファイル名を文字列で与えます。

<構成要素>

分解して取り出すファイル名の構成要素を与えます。<構成要素> は次の数値の和で指定します。省略したときはすべてを指定したとみなされます。

数値	意味
2	拡張子
4	ファイル名
8	フォルダ
16	ドライブ名

例

#ファイル名分解('C:\SUBDIR\ABC.EXT',2)	→	'.EXT'
#ファイル名分解('C:\SUBDIR\ABC.EXT',4)	→	'ABC'
#ファイル名分解('C:\SUBDIR\ABC.EXT',8)	→	'\SUBDIR\'
#ファイル名分解('C:\SUBDIR\ABC.EXT',16)	→	'C:'
#ファイル名分解('C:\SUBDIR\ABC.EXT',20)	→	'C:ABC'
#ファイル名分解('C:\SUBDIR\ABC.EXT',24)	→	'C:\SUBDIR\'
#ファイル名分解('<ABCD>')	→	''

解説

• <ファイル名> がファイル名か調べて，<構成要素> で指定されたファイル名の構成要素を取り出します。

戻り値

• 取り出されたファイル名を文字列型で返します。<ファイル名> がファイル名として正しくないときは空文字列を返します。

関連項目

#ファイル名

#ファイル名検査

#存在するか

#オープンされているか

#絶対パス

#相対パス