#大文字列(<文字列>[, <対象文字種>])

文字列を大文字に変換します。

構文

#大文字列(<文字列>[, <対象文字種>])

#STRUPR(<文字列>[, <対象文字種>])

引数

<文字列>

対象文字列を指定します。

<対象文字種>

変換の対象とする文字の種類を指定します。

例

#大文字列('文字変換ｍｍmmｗｗww','半')	→	'文字変換ｍｍMMｗｗWW'
#大文字列('αβγxyz',4)	→	'ΑΒΓxyz'
#大文字列('new york',129)	→	'New York'
#大文字列('ﾘｭｳﾐﾝﾌｫﾝﾄ',16)	→	'ﾘﾕｳﾐﾝﾌｵﾝﾄ'
#大文字列('ファンクラブ',32)	→	'フアンクラブ'
#大文字列('みょうじ',48)	→	'みようじ'

解説

• <対象文字種> は次の表の数字か文字を指定します。数字のときはその和を，文字のときはいずれか 1 文字を複数繋げて文字列として指定します。文字の全角半角は区別されません。ここに挙がっている以外の文字は無視されます。たとえば '露キ' と 12 は同じ意味になります。'英' は '半全' と同じです。

  数値	文字	意味
  1	半	半角文字
  2	全	全角文字
  4	希ギキ	ギリシア文字
  8	露ロ	ロシア文字 (キリール文字)
  	英	全角半角英字
  	＊	以上すべて
  16		半角の小書きカタカナ
  32		全角の小書きひらがな，カタカナ
  128	頭	頭文字のみ

• <対象文字種> を省略すると，「＊」と見なされます。
• 頭文字のみの指定は，英数字等の文字種の変化した最初の文字のみを対象とし，その文字を大文字にします。たとえば，'new york' を 'New York' にしますが，ことのき，対象となっているのは頭文字の 'n' と 'y' だけです。したがって，'neW yoRk' ならば 'NeW YoRk' となります。
• 小書きひらがなには 'ぁぃぅぇぉっゃゅょゎ' があり，すべて全角です。小書きカタカナには 'ァィゥェォヵヶッャュョヮ' があり， 'ヵヶ' は全角のカタカナのみになり，それ以外は全角と半角があります。全角半角のひらがな，カタカナすべてを対象とする場合は 48 を加えてください。

戻り値

• 変換結果の文字列を返します。

関連項目

#小文字列