構文

DPL書式の形式的な文法についてまとめておきます。次の各トピックを参照してください。


構文の記述法

構文を記述するために用いる構文法 (BNF記法) について説明します。この記述法は,ヘルプ中でさまざまな要素の形式を説明するためにも用いられています。

  1. 山括弧 < > でくくった要素は構文要素を意味します。
  2. < > でくくられていない文字は,構文要素を構成する文字としてそのまま書くことを意味します。この文字には が付いています。
  3. ::= の左辺の構文要素は,右辺の一連の文字または構文要素で置き換えられることを示します。
  4. ::= の右辺の構文要素は,さらに別の構文規則の右辺で置き換えられ,最終的に構文要素を含まない文字の並びに置き換えられたものが実際に書かれる式の形です。
  5. ::= の右辺で縦線 | で区切られた要素は,それらの内のいずれか一つを選ぶことを意味します。
  6. 角括弧 [ ] でくくられた要素は,その要素があってもなくてもよく,省略可能であることを意味します。
  7. 連続する三つのピリオド ... は,その直前の要素が繰り返されることを示します。直前の要素が [ ] でくくられていればゼロ回以上の繰返し,そうでなければ1回以上の繰返しを意味します。