Q&A 23

桐の強制改行文字を DBPro の改行文字に変換する方法


「桐で使っていた強制改行文字を DBPro でも使用したい」というお問い合わせをいただきます。DBPro では項目の値に改行そのものを入力することができます。そのため強制改行文字はありませんが,桐からファイル変換した場合に残る強制改行文字を一括して DBPro での改行に置き換えることができます。ここではその方法について説明します。

桐から変換した表にある強制改行文字を !n に変換する方法

  1. 操作する表の表編集ウィンドウのメニューから [表操作]-[一時項目] を選び,文字列型の一時項目を挿入し下記の式を指定してください。
    #文字列置換([<項目名A>],'<強制改行文字>','!n')
  2. 一時項目の実行結果を確認し,正しければ置換を実行します。[表操作] - [置換] で [式で指定] ボタンを押すと表示される置換ダイアログボックスに下記の式を指定し実行してください。式中の山括弧 <> で囲った部分はお使いの表にあわせて置き換えてください。
    [<項目名A>] := [<一時項目の項目名>]

DBPro でデータ入力するときに強制改行を指定する方法

改行の入力
DBPro でデータ入力をするとき,文字列入力の途中で改行を指示するには,改行したい位置で Ctrl+Enter を押してください。入力位置を示すセルカーソルが次行の先頭位置に移動しますので続けて入力してください。


[他]-[各種設定] の [編集1] ページの「改行文字入力用キー」で,改行文字の入力にCtrl+Enter か Enter を指定することができます。このとき項目確定は逆になります。