終了ステートメント

DPLプログラムの実行を終了します。同時にDBPro，Windowsを終了させることもできます。

形式

パラメータ

DBPro

このパラメータを指定すると，DPLの終了と同時にDBProも終了します。オープンされているすべてのファイル，すべてのウィンドウがクローズされ，実行中のスクリプトおよびDPLは中止させられてDBProが終了します。対話操作のメニューコマンド[ファイル]-[DBProの終了]と同じです。

シャットダウン

このパラメータを指定すると，DPLの終了と同時にDBProも終了し，Windowsも終了してシャットダウンします。機種によってはパソコンの電源も切れます。

終了時情報保存

DBProを終了するとき，[他]-[各種設定] などで変更された情報を保存するかどうかを指定します。このパラメータは DBPro または シャットダウン パラメータと共に指定したときにだけ意味をもちます。

する	各種設定ダイアログで設定した情報（DPLステートメントで設定したものを含む），各ダイアログのオプションの状態などが保存されます。（既定値）
しない	各種設定情報，ダイアログの状態などの保存は行なわれず，次回DBPro起動時も今回起動時と同じ状態でスタートします。

例

構造	コマンド	パラメータ
	終了	DBPro, 終了時情報保存=しない

解説

• パラメータに DBPro またはシャットダウンを指定しなければ，STOPステートメントとまったく同じ動きとなり，現在のDPLを終了させるだけです。
• パラメータに DBPro を指定した場合，実行されている他のDPLも強制的に終了させられます。システム全体がDPLで記述されているようなアプリケーションシステムの最後のステートメントとしてだけお使いください。
• パラメータにシャットダウンを指定した場合，他の実行中の(DBPro以外の)アプリケーションも終了させられます。他のアプリケーションが正常に終了できなかった場合は，DBProは終了しますがWindowsは終了しません。

関連項目

[ファイル]-[DBProの終了]

[他]-[各種設定]

STOPステートメント

機能ガイド：DPLの機能：実行制御

DPLの構文