外部データベースステートメント

問合わせファイルに対する指示をします。 (V4.5追加)


形式

  外部データベース [ <カーソル名> , ] 再問合わせ | 問合わせ | 挿入 | 更新 | 削除 | 全削除
, 実行時パラメータ = ( <文字列式> [ : <引用符処理> ] [ , <文字列式> [ : <引用符処理> ] ]... )

パラメータ

<カーソル名>
対象となる問合わせファイル,またはそのレコードを指定します。省略するとカレントカーソルの指しているファイルが対象となります。
再問合わせ
問合わせ
挿入
更新
削除
[ファイル]-[外部データベース] の各サブメニューに対応します。詳しくはそちらを参照してください。
削除 は,<カーソル名> の指すレコードが対象となります。挿入更新 は,全レコードが対象となるので,部分的な更新等を行ないたいときは選択してから行ないます。
全削除
[ファイル]-[外部データベース]-[削除] と同じですが,対象が全レコードになります。ただし,[編集]-[レコード削除] で問合わせ表から削除されているレコードは元のデータベースからは削除されません。
実行時パラメータ
問合わせ実行時パラメータ入力ダイアログに入力するパラメータを指定します。ここで指定する文字列は,問合わせの順序どおりに表示される実行時パラメータ入力ダイアログに対応し,文字列が指定された場合は対応する実行時パラメータ入力ダイアログは表示されません。空文字列やナルの場合はダイアログが表示されます。
<文字列式> パラメータ文字列を指定します。
<引用符処理> 文字列を引用符処理するかどうかを任意の論理式で指定します。値が真ならば引用符処理をします。<引用符処理> はコロンと共に省略することができ,省略したときは真とみなされます。

結果

<カーソル名>セルカーソルの指す位置に移動します。
カレントカーソル<カーソル名> と同じ内容になります。
$$CMDSTATE= 0正常終了
= 201カーソルが正しくありません
= 502参照または更新・削除の問合わせ表では挿入できません
= 503参照または挿入の問合わせ表では更新・削除できません
= 505すべての項目がナルのレコードは外部データベースへ挿入できません
= 506文字列の長さがSQLデータ型の指定長さを超えている
= 507外部データベースはクローズされています
= 521外部データベースに対する問合わせに失敗しました
= 523削除で外部データベースに関係のないレコードが含まれていました

解説

関連項目

→外部データベース
→オープンステートメント
→DPLの構文
→$$CMDSTATE一覧
DBProヘルプ目次へ