#文字(<文字列>[, <文字位置>])

文字列中の指定した位置の文字のJISコードを求めます。

構文

#文字(<文字列>[, <文字位置>])

#CHAR(<文字列>[, <文字位置>])

引数

<文字列>

対象文字列を指定します。

<文字位置>

JISコードを求める文字位置を指定します。省略したときは１とみなされます。

例

#文字('商品Ａ',3)	→	9025 (9025 は ＡのJISコード (x2341))
#文字('￥1,000')	→	8559 (8559 は ￥のJISコード (x216F))
#文字('￥1,000',-6)	→	8559 (8559 は ￥のJISコード (x216F))

解説

• <文字列> の <文字位置> 番目の文字のJISコードを求めます。先頭の文字のJISコードを求めたいときは 1 を指定します。<文字位置> を省略したときは 1 とみなされます。
• <文字位置> に負の数を与えられます。このとき，後ろから何文字目かという意味になります。 この関数の逆変換，つまり，整数型で与えたJISコードを文字に変換するには，#文字列複写 を利用します。
• シフトJISコードを求めるには，#シフトJIS を利用します。たとえば，

  $J := #文字('Ａ')

  #シフトJIS($J)

  とします。また，区点コードを求めるには，

  $J := #文字('Ａ')

  (#INT($J/256)-32)*100+#MOD($J, 256)-32

  とします。

戻り値

• JISコードを整数型で返します。<文字位置> が 0 以下であったり文字列の長さを超えているときは 0 を返します。

関連項目

#JIS

#シフトJIS

#文字種