#空白削除(<文字列>[, <対象文字種>, <置換文字列>])

文字列中の空白を削除します。

構文

#空白削除(<文字列>[, <対象文字種>, <置換文字列>])

#DEBLANK(<文字列>[, <対象文字種>, <置換文字列>])

引数

<文字列>

対象文字列を指定します。

<対象文字種>

変換の対象とする文字の種類を指定します。

<置換文字列>

見つかった空白列を置き換える文字列を指定します。

例

全角空白を □ で、半角空白を _ で示してあります。

#空白削除('□a_b□c□')	→	'a_b□c'
#空白削除('□a_b□c□',27)	→	'a_b□c'
#空白削除('□a_b□c□','前後全半')	→	'a_b□c'
#空白削除('□a_b□c□',25)	→	'a_b□c□'
#空白削除('□a_b□c□',26)	→	'□a_b□c'
#空白削除('□a_b□c□',28)	→	'□abc□'
#空白削除('□a_b□c□',31)	→	'abc'
#空白削除('□_xyz□_','前後全')	→	'_xyz□_'
#空白削除('□_xyz□_','前後半')	→	'□_xyz□'
#空白削除('□□a_b□c□□',27,'_')	→	'_a_b□c_'

解説

• <文字列> に含まれる空白文字を削除します。そのとき，削除の対象となる空白を <対象文字種> で指定します。<対象文字種>を省略した場合は，27 あるいは '前後全半' が指定されたとみなされます。
• <対象文字種> は次の表の数字か文字を指定します。数字のときはその和を，文字のときはいずれか 1 文字を複数繋げて文字列として指定します。ここに挙がっている以外の文字は無視されます。たとえば '前後' と 3 は同じ意味になります。ただし，全も半も改行も指定されていないときは，'全半' が指定されたとみなされます。改行だけが指定されたときは '前後中改' が指定されたとみなされます。

  数値	文字	意味
  1	前先	先行する空白を削除する
  2	後	後行する空白を削除する
  4	中内	文字列内部の空白を削除する
  8	半	半角空白を削除する
  16	全	全角空白を削除する
  32	改行	改行文字を削除する
  	＊	以上すべて

• <置換文字列> を指定したときは，削除される各空白列をその文字列に置き換えます。

戻り値

• 空白を削除した文字列を返します。

関連項目

#文字列置換