#部分文字列(<文字列>, <開始位置>[, <終了位置>, <失敗文字列>])
#部分文字列(<文字列>, <開始位置>[, <区切り文字>, <失敗文字列>])

文字列の一部分を取り出します。

構文

#部分文字列(<文字列>, <開始位置>[, <終了位置>, <失敗文字列>])
#STRSUB(<文字列>, <開始位置>[, <終了位置>, <失敗文字列>])

#部分文字列(<文字列>, <開始位置>[, <区切り文字>, <失敗文字列>])
#STRSUB(<文字列>, <開始位置>[, <区切り文字>, <失敗文字列>])

引数

<文字列>

対象文字列を指定します。

<開始位置>

取り出す先頭の位置を整数で指定します。

<終了位置>

取り出す最後の位置を整数で指定します。省略したときは文字列の最後までとみなされます。

<区切り文字>

区切り文字を指定します。

<失敗文字列>

部分文字列が取り出せなかったときの文字列を指定します。

例

#部分文字列('埼玉県浦和市川口町',1,3)	→	埼玉県
#部分文字列('埼玉県浦和市川口町',4,6)	→	浦和市
#部分文字列('埼玉県浦和市川口町',4)	→	浦和市川口町
#部分文字列('ＢＣ,ＢＣＤ,ＢＣ',2,',')	→	ＢＣＤ
#部分文字列('123456789',-9,-3)	→	1234567
#部分文字列('123456789',-5)	→	56789
#部分文字列('123456789',,-5)	→	12345
#部分文字列('AB,CD,EF',-3,',')	→	AB

解説

• <終了位置> を指定したときは，<文字列> の中から <開始位置> 文字目から <終了位置> 文字目の文字列を取り出します。先頭は 1 です。<開始位置> がゼロのときは 1 とみなされます。<終了位置> が <開始位置> より小さいときや文字数を超えるような大きい値のときは，<開始位置> 文字目以降すべての文字を取り出します。
• <開始位置>, <終了位置> に負の数を与えられます。このとき，後ろから何文字目かという意味になります。
• <区切り文字> を指定したときは，それを区切り文字として <開始位置> 番目の部分文字列を取り出します。区切り文字が半角空白 ' ' のとき，すべての空白文字が区切りとみなされ，連続する空白文字は一つとして扱われます。
• <終了位置> も <区切り文字> も指定しなかったときは，<文字列> の <開始位置> 文字目から最後までの文字列を取り出します。

戻り値

• 取り出された部分文字列を返します。<開始位置> が大き過ぎるときは <失敗文字列> を返します。<失敗文字列> が指定されていないときは空文字列を返します。

関連項目

#文字数

#文字列置換

#文字列反転

#文字列複写

#文字列位置