トレースステートメント

コマンドステートメント実行状態をデバッグウィンドウに表示します。


形式

  トレース [ | ]
, エラーメッセージ = 表示 | 非表示
, エラーレベル = <算術式>
, 変数 = ( <変数名> [ , <変数名> ]... )

パラメータ

トレースを開始します。これ以降,実行されたすべてのコマンドステートメントの実行状態がデバッグウィンドウに表示されます。すでに開始されているときは何もしません。
トレースを停止します。実行状態が表示されなくなります。すでに停止されているときは何もしません。
エラーメッセージ
実行結果を表示後,何かエラーがあったときにエラーメッセージも表示するかどうかを指定します。表示されるのは,エラーダイアログに表示される文字列と同じです。省略したときは,表示/非表示の状態は変化しません。
エラーレベル
表示する実行結果のエラーレベルを 0〜9 の値で指定します。実行結果が指定された値以上のエラーレベルのときのみ実行結果を表示します。既定値はゼロなので,正常終了時も含めてすべての実行結果を表示します。→エラーレベルステートメント
変数
トレースしたい変数を列挙します。ここに挙げられた変数への代入が起こると,その変数と値を表示します。システム変数カーソル変数は指定できません。

結果

$$OLDSTATEトレースステートメント実行前のトレースの状態(入/切)がキーワード定数として設定されます。
$$CMDSTATEトレースステートメントは常に正常終了します。そして,$$CMDSTATE は書き換えません。直前の値がそのまま保持されます。

構造コマンドパラメータ
 トレース入, エラーメッセージ=表示
 トレース
 トレース変数=($金額, $日付)

解説

関連項目

→デバッグステートメント
→#エラーメッセージ
→DPLの構文
→$$CMDSTATE一覧
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