DPLの実行を一時中断して,カーソルで指定されたファイルの対話編集モードに入ります。対話編集モードでは利用者がメニューコマンドやカードのボタンを使ってデータ編集などを行ないます。その後,対話編集モードを終了すると再びDPLの実行が始まります。
| 対話編集 | [ <カーソル名> ] | |
| , 項目 = <項目名> | ||
| , 初期状態 = 表示 | 項目訂正 | 連続訂正 | レコード訂正 | レコード挿入 | 連続挿入 | レコード追加 | 連続追加 | カード挿入 | ||
| , 初期化 = ( <項目名> [ , <項目名> ]... ) | ||
| , 初期動作 = なし | 初期値 | 直前値 | 直前行 | ファイル名 | ||
| , 表示状態 = 許可 | 禁止 |
| 参考: | レコード挿入時の最初のセルカーソルの位置は,DBPro初期化ファイルの InsertCursorLeft パラメータによって変更できます。 |
| 表示 | 表示モードで開始します。(既定値) |
| 項目訂正 | カーソル位置の1項目訂正で開始します。 |
| 連続訂正 | カーソル位置から連続訂正で開始します。 |
| レコード訂正 | カーソル位置から連続訂正で開始しますが,その1レコード内のみで連続訂正ができます。他のレコードに移ると表示モードになります。 |
| レコード挿入 | カーソル位置に1レコード挿入で開始します。1レコード分の入力が終わると表示モードになります。 |
| 連続挿入 | カーソル位置からレコード挿入で開始します。 |
| レコード追加 | カーソル位置に関わりなく,グループ末尾(グループ項目が指定してあり,表オブジェクトをもつカードの場合)または表の末尾(それ以外の場合)に1レコード挿入して開始します。1レコード分の入力が終わると表示モードになります。 |
| 連続追加 | カーソル位置に関わりなく,グループ末尾(グループ項目が指定してあり,表オブジェクトをもつカードの場合)または表の末尾(それ以外の場合)でレコードの連続挿入を開始します。 |
| カード挿入 | カードが対象のとき,新規のカードを挿入してレコード挿入を開始します。対象がカードでないときは連続挿入と同じです。ただし,グループが指定されていないカードでは,カード挿入 は無効です。 |
| なし | 何もしません。(既定値) |
| 初期値 | 初期値式を評価して,その値を設定します。 |
| 直前値 | 直前のレコードの同じ項目の値を設定します。 |
| 直前行 | 初期状態が レコード挿入/連続挿入/レコード追加/連続追加/カード挿入 のときだけ有効であり,すべての項目について直前のレコードの値を設定します。 |
| ファイル名 | ファイル選択ダイアログを表示してファイル名を入力させます。 |
| 許可 | 訂正やレコード挿入が終わっても,表示モードのままで対話編集に留まります。(既定値) |
| 禁止 | 訂正やレコード挿入が終わると,自動的に対話編集も終了します。 |
| <カーソル名> | 変化しません。ただし,対話編集中のカード手続きで変更された場合はその内容のままです。 | |
| カレントカーソル | 対話編集を終了したときのセルカーソルの位置が設定されます。ただし,対話編集中のカード手続きでカーソルがクローズされた場合は未使用状態になります。クローズ後,そのカーソルに値が設定されても未使用状態のままです。 | |
| $$OBJECT | 表示状態禁止の対話編集で,カード手続きに割り当てられているボタンが押されたために対話編集が終了した場合,そのボタンのオブジェクト名が設定されます。それ以外では空文字列に設定されます。 | |
| $$CMDSTATE | = 0 | 正常終了 |
| = 201 | カーソルが正しくありません | |
| = 411 | すでに実行されている対話編集ステートメントを実行しようとしました |
| 構造 | コマンド | パラメータ |
|---|---|---|
| オープン | @MASTER, 'MASTER.DPT' | |
| 対話編集 | @MASTER, 初期状態=連続訂正 |
対話編集モード
表示状態禁止の対話編集
対話編集中に閉じられたファイル
カード手続きと対話編集の入れ子
| 構造 | コマンド | パラメータ | |
|---|---|---|---|
| … | |||
| 対話編集 | @X | (1) | |
| … | |||
| ON [ボタン1] DO | … | ||
| 対話編集 | @X | (2) | |
| … |