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マウスポインタ

マウスで指し示そうとする画面上の位置を示すための印。普通は矢印ですが,状況に応じて,手になったり,矩形になったり,いろいろに変化します。

→マウスポインタの形状と機能

末尾

表の最後のこと。実際にはレコードは存在せず,画面上で表の最後を示すために,空のレコードがあるように見えるだけです。

  1. 表編集ウィンドウでは,レコード状態表示領域がグレー表示(実レコードを示します)にはなりませんが,カーソルを移動させることはできます。
  2. カード編集ウィンドウでは,すべての項目がナルであるように見えます。
  3. 末尾でデータキーを押すと,ただちにレコード挿入モードになります。
  4. クリップボードから末尾へデータを貼り込むと,新たなレコードが挿入されて,そのレコードにデータが貼り込まれます。

見出し項目

横に長い表を複数の用紙に表印刷するときに,各用紙の左端に必ず印刷する項目。たとえば,名簿などの場合に,氏名だけはすべての用紙に印刷することができます。印刷形式ダイアログの [その他] で指定します。

見出し付き項目オブジェクト

見出し付き項目オブジェクトは廃止になりました。オブジェクトのラベル,オブジェクトのサイズ統一,オブジェクト配置の密着などの機能で,より多彩なオブジェクトのレイアウトが可能になります。V3の見出し項目付きオブジェクトは,V4にコンバートするとラベル付きの項目オブジェクトが同じサイズで密着したものに置きかえられます。

明細行

カードの表オブジェクトで,1レコードに対応する1行のこと。明細行の行数,表示高さ,表示属性などは,すべてオブジェクト属性ダイアログで設定します。

明細部

カードの表オブジェクトで,個々のレコードに対応する明細行を表示・印刷する部分。表示する項目,明細行の行数,表示属性などを設定できます。オブジェクト属性ダイアログで設定します。

メッセージボックス

利用者に確認を求めるウィンドウです。多くの場合,左にアイコンが表示されています。
ファイルをクローズするとき,実行の確認を求めるときなど,[OK]/[キャンセル] や [はい]/[いいえ] などのコマンドボタンだけがあるウィンドウです。簡単なチェックボックスを含むものもあります。

メニュー

DBProに対して動作を指示するコマンドが並んでいる案内。メニューバーには次のようなメニューが並び,どれかをクリックするとそのメニューに含まれるコマンドのリストが表示されます。このような形のメニューをプルダウンメニューと呼びます。→DBProウィンドウ

ファイル 編集 探索 表操作 表示 属性 道具 シート 利用者 他 ウィンドウ ?

メニューコマンド

DBProのシステムに対する動作指示のうち,メニューバーのプルダウンメニューから選ぶもの。コマンドによってはプルダウンメニューの中が更にサブメニューになっているものもあります。ただちに動作が開始されるものと,ダイアログボックスが開いてさまざまな設定を必要とするもの (コマンド名の後に ... が表示されています) とがあります。→DBProウィンドウ

文字

一般の文字を入力する項目は,文字列型として定義します (→データ型)。DBProが扱う文字には,漢字符号系の文字,8単位符号系の文字および改行があります (→文字列定数)。文字の入力は文字列編集モードで行ないます(→表操作モードと文字列編集モード文字列の入力と編集)。

文字カーソル

文字列編集モードやダイアログボックスのエディットボックスに文字を入力しているとき,文字を挿入する位置を示す縦線。Del キーで文字を消すと文字カーソルの右の文字が消え, BackSpace キーで文字を消すと文字カーソルの左の文字が消えます。

文字間

  1. 表印刷では文字と文字との間の距離を,使用するフォントサイズの%単位で指定できます。[表示]-[表示形式] で指定します。
  2. 表示形式またはオブジェクト属性で均等割付を指定すると,領域内の文字の間隔が均等になるように配置します。

文字数

  1. 文字列型項目の最大文字数は,?????文字です。項目名,索引名,表示形式名などの名前の最大文字数に制限はありません(V3 までは 32文字でした)。表題,注釈などについても制限はなくなりました(V3 までは 40文字でした)。
  2. 組込み関数 #文字数 を使うと,文字列の文字数を調べることができます。この関数を使えば,項目に入力できる文字数を制限する項目検査条件を書くことができます。

文字スタイル

表示や印刷のときに指定できる文字の形や飾りを文字スタイルといいます。表編集ウィンドウおよび表印刷で指定できるスタイルは,Windowsに対して指定できるスタイルと同じ次のスタイルです。表に対する文字スタイルは,表示形式ダイアログで指定します。

太字 (Bold)
下線 (Undeline)
斜体 (Italic)
取消線 (Strike out)

カードのオブジェクトでは上の四つの文字スタイルに加えて,次の二つが指定できます。カードの文字スタイルはオブジェクト属性ダイアログで指定します。

立体凸
文字が浮き上がって見えるようにします。
立体凹
文字が凹んで見えるようにします。

文字符号順

レコードを整列する順番で,文字の内部符号に従って並べます。→辞書順比較

  1. 文字列型項目をキーとした場合,文字の内部符号としては,全角文字ならばJIS X 0208,半角文字ならば JIS X 0201で規定されている符号が使われます。半角文字は,すべての全角文字より前になります。
  2. ファイル型項目をキーとした場合,文字の内部符号としてはシフトJISコードが使われます。

文字列型

漢字,仮名,英字,数字など任意の全角文字,半角文字の並びを表わすデータ型。通常の文字のほかに改行を含められます。2,000文字以内の文字列を表わせます。→文字列定数文字列の入力と編集

文字列編集モード

表編集ウィンドウ,カード編集ウィンドウ,表定義ウィンドウ,ビュー定義ウィンドウまたはDPL作成ウィンドウで,セルの中の文字列を編集するときの状態。文字カーソルが表示され,文字の入力・編集だけが実行できます。表全体,ビュー全体に対するコマンドなどは選べません。次の4種類のモードがあります。

→連続訂正モード
→セル訂正モード
→レコード挿入モード
→[編集]-[1レコード挿入]

文字列編集モードに対して,表操作モードでは,レコード単位,セル単位の編集を行ないます。

→表操作モードと文字列編集モード

元表

  1. ビューを生成する元となっている表。→ビュー元表
  2. [ウィンドウ]-[表カード切替え] で最初に切り替える前の編集ウィンドウ。元表をクローズすると切替えウィンドウもクローズされます。
  3. 選択集計などを実行する前の編集ウィンドウ。一番元の表をクローズすると選択ウィンドウ,集計ウィンドウなどもクローズされます。
  4. [表操作]-[併合] の実行で,更新の元となるデータがある方の表。

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